元少年A 仕事を始めても「酒鬼薔薇らしい」と噂立ち職を転々
6月11日に発売された元少年Aによる手記『絶歌』(太田出版)。
遺族は猛抗議し、世間からは批判が噴出している。著者として公の立場に身を置くことが、世間の大きな注目や批判を浴び、
自らの生活を脅かす危険があることも当然理解していたはずだ。それなのになぜ今、彼はこの手記を発表したのか。
Aが強硬に手記を出版した理由は、手記の後書きで綴った「精神崩壊の危機感」が大きかったのだろう。
しかし、逮捕から今日までの彼の動向を追うと、それだけではない別の事情も見えてくる。
1998年3月から関東医療少年院に入ったAには、そこで精神科医3人と統括官1人による「育て直し」教育が施された。
これは、精神科医や統括官がそれぞれ父、母、兄などの“模擬家族”を演じ、文字通りAを「赤ちゃんから育て直す」という徹底した矯正教育だった。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150622-00000000-pseven-soci