神奈川県相模原市は、生活保護費約266万円を着服したとして26歳の男性職員を懲戒免職処分にしました。
相模原市によりますと、福祉部南生活支援課でケースワーカーをしていた男性職員は去年7月から8カ月ほどの間、担当していた生活保護受給者17人が引っ越しをするように装い、
転居費用など合わせて266万円を着服したということです。
男性職員は17人と同じ名字の印鑑を購入し、受領書を偽造して市に提出していました。
市の聞き取り調査に対し、男性職員は「300万円ほどの借金を抱えていた」「着服した金は生活費に充てていた」と説明したということです。
市は22日付で男性職員を懲戒免職処分にしていて、今後、詐欺罪で警察に告訴する方針です。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000053148.html