関係者によると、女子学生は学生イベントで知り合いになった男子学生から昨年12月20日、LINEで連絡を受け、
「紹介したいビジネスがある」と誘われたという。持ちかけられたビジネスは、中国から仲介業者を通さずに携帯電話ケース
などを仕入れて販売するというものだった。
男子学生は「安定して最低でも月に25万円ほど稼げる」と強調した。躊躇(ちゅうちょ)する女子学生に、「絶対稼がせる」
「初月で15万円いかない場合、特別に20万円支払う」などと執拗(しつよう)に勧誘。女子学生は5万円を指定の銀行
口座に振り込んだ。
このほかにもたびたび現金を要求され、今年1月15日までに計13回、約68万円を振り込んだ。その間、資金がないと
伝えると、「30万円借りてきてほしい」などと消費者金融での借り入れを勧められた。女子学生名義のクレジットカードも
作らされ、計3枚で約57万円を不正に使われていた。
カードの不正利用に気づいた女子学生が、返金を求めたが応じられず、今月17日、警視庁に被害相談。ほかにも
30万円の被害に遭った慶応大生らがいる。
女子学生は取材に「最初は5万円だったら、という気持ちだったが、お金を催促され続けて考える余裕がなくなった。
学費のためアルバイトでためたお金が無くなり悲しい」と話した。
http://www.sankei.com/affairs/news/150621/afr1506210005-n1.html
単にカネが返ってくるのをあきらめているだけで、金持ちではないんじゃね