障害児を産んだ親に「一生かけて反省」しろ 現役医師のFB投稿に批判殺到
内海氏はNPO法人「薬害研究センター」の理事長を務める内科医。
多くの著作があり、積極的に講演を行う一方、「医学の9割は不要」など歯に衣着せぬ物言いで医学界を攻撃し、物議をかもしてきた。
今回、批判を浴びているのは2015年6月13日に行った、出産に関するフェイスブックへの書き込みだ。
「もちろん理想が自然分娩なのも分かります。ただ、帝王切開だった自分を 反省し生まれた子供を全身全霊をかけて守りましょう」 と投稿。
さらに「障害の子どもも同じ」だとして、 「障害の子どもさんが生まれるというのは、いかに産む前妊娠前に両親が食と生活が乱れているかの証、それは一生かけて反省しなければなりません」
と書いた。
子どもの障害がすべて両親の「食と生活」が乱れているのが原因とする主張に反発は多く、 また悩んでいる人への配慮を欠くとして、ツイッターなどネットには、
「障害発生の全原因は親や『大人』にあるのか?」
「これは訂正して謝罪した方がいい。食と生活はいくつかの要因のうちの一 つ」
「障害者の親は一生後悔しろとかダメでしょ。親のせいじゃないのに根拠の ないことでその人達傷つけちゃいけんでしょ」
といった批判が相次いだ。
反発を受けた内海氏は16日、「障害者の親は一生反省してもらってけっこ う」と再び挑発的に投稿。
あくまで親は「加害者」であるとし、
「もし本当に反省できる親がいるとしたら、決して障害を認めるとか個性で あるとか、正当化を繰り返したりとか言い訳したりとか、 障害が個性であるという業界がふりまいた嘘などを見抜き、決してそんなことは言わないのです」
などと主張した。
http://www.j-cast.com/2015/06/19238268.html