厚生労働省は19日、委託業者が労働保険関係の書類58件のあて先を誤って送付していたと発表した。書類には事業主の名前など個人情報が含まれていたが、全て回収したとしている。
厚労省によると、誤送付したのは「労働保険概算・確定保険料申告書」と「労災保険率決定通知書」。東京、近畿、中国、四国ブロックを担当する委託業者3社が5月末に各事業所に送った。
受け取った事業者の連絡で明らかになった。調査した結果、一つの封筒に複数の事業所の書類が入っていたという。
厚労省労働保険徴収課は「目視での確認が不十分だった。今後は徹底する」としている。
http://www.sankei.com/affairs/news/150619/afr1506190025-n1.html