室伏鴻氏死去=舞踏家、68歳
日本を代表する舞踏家、振付家の室伏鴻(むろぶし・こう、本名木谷洋=きたに・ひろし)氏が18日、心筋梗塞のためメキシコ市で死去した。68歳だった。東京都出身。
暗黒舞踏の草分けである土方巽に師事し、1972年、麿赤兒氏らと「大駱駝艦(だいらくだかん)」を創立した。女性だけの舞踏集団「アリアドーネの會(かい)」をプロデュース。78年にパリで「最期の楽園」を1カ月公演し、日本発の舞踏が世界に知られるきっかけとなった。以降、海外で数多くのフェスティバルに招かれ、即興性を生かしたソロ公演を行い、2000年から日本での活動も再開していた。
関係者によると、室伏氏は18日、海外公演で移動中のメキシコ市の空港で倒れ、病院に搬送されたが約2時間後に死亡が確認されたという。(2015/06/19-13:40)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015061900474
室伏氏
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