震災で中断したナマコ放流を再開 岩手
東日本大震災でナマコを育てる施設が被災した影響で中断されていたナマコの放流が、震災後初めて、岩手県大船渡市などで行われました。
岩手県内ではナマコの収穫量を増やすため、洋野町にある施設でナマコを卵から育てて放流していましたが、東日本大震災の津波で施設が被災し、放流できない状態が続いていました。
その後、施設の復旧に伴って去年からナマコを育てる作業が再開さ れ、18日、大船渡市や洋野町で、放流に適した大きさまで育ったナマコが震災後、初めて放流されました。
このうち、大船渡市の永井沢漁港では地元の漁協の職員などが、体長3センチから5センチに育ったナマコを、比較的波が穏やかな場所を探して放流していました。
岩手県栽培漁業協会によりますと、県内では今シーズン、およそ23万匹のナマコを放流する予定ですが、市場に出荷できる大きさまで育つには、放流から5年程度かかるということです。
大船渡市漁協の佐 藤文雄さんは「やっとナマコを放流することができて、とてもうれしいです。ナマコがたくさん収穫できる海になるように願って放流しました」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150618/k10010119591000.html
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ナマ汁ブシャー!