「最終的に責任負うのは私」年金情報流出で首相
安倍首相は18日の衆院予算委員会の集中審議で、日本年金 機構の個人情報流出問題に関し、「機構のシステムや運用に基本的問題があった。
厚生労働省の対応も含めて、大切な年 金に不安が生じたことについて、 大変申し訳なく思っている」と改めて謝罪した。
その上で、「最終的に責任を負うのは行政府の長の私だ。徹底的な原因究明をする体制を整えたい」と強調した。
また、機構の水島藤一郎理事長は、流出した基礎年金番号が悪用される二次被害を防ぐため、9月から流出した番号の変更を行うことを明らかにした。
この日の審議では、機構のずさんな体制が改めて浮き彫りとなった。
サイバー攻撃で個人情報125万件が抜き出された機 構のサーバーは2013年1月から稼働しているが、官公庁や企業の情報を盗み出すことを目的とした「標的型メール」への安全対策が講じられていなかったことが分かった。
また、システム管理などのために、機構本部に派遣されている厚労省年金 局の職員16人がこの問題を把握したのが、最初の攻撃から17日後の5月25日だったことも説明された。
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