大学に「自民サークル」 若年層獲得狙い提案も反発懸念
自民党青年局は17日、選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公選法成立を受け、党の政策に理解を求めるため、各大学に 「自民党サークル」を設けることを柱とする対策をまとめた。
若年層の支持獲得が狙いだが、大学に政党が関与しすぎれば反発も出そうだ。
青年局などによると、党所属議員が卒業した大学やOB、現役学生に働き掛け、サークルの設置を促す。
学内で党員獲得も図る考えだ。
議員には、新たに有権者となる大学生らと積極的に交流するよう要請する。
党は3~4月に各都道府県連に対し「学生部」の設置と、学生組 織の運営などを担う「学生担当役員」の新設を指示した。
谷垣禎一幹事長は17日、若年層の支持獲得について「党内の議論を聞きながら前に進めたい」と記者団に述べた。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/06/17/kiji/K20150617010562220.html