井戸で370倍の有害物質 千葉・船橋の工場跡地周辺
千葉県船橋市は18日、飲み水として使われてきた工場跡地周辺にある井戸から、基準値の最大370倍超に当たる有害物質トリクロロエチレンを検出したと発表した。
土地を所有する三菱電機(東京)から報告を受け、市は工場周辺の井戸の調査を開始。
住民に井戸水を飲まないよう注意を呼び掛けている。
市によると、工場では、三菱電機の子会社だった建材メーカー「日本建 鉄」(廃業)が機器の洗浄にトリクロロエチレンを使用していた。
昨年9月、日本建鉄が事業を終えた後、三菱電機が敷地内の土壌と地下水を調査、 トリクロロエチレンが検出されたと5月、市に報告した。
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015061801002006.html