肉食魚の「エサ」から「奇跡の魚」に…浄化槽で7年も“潜伏”した「巨大金魚」のサバイバル術 #3

3番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/06/18(木) 20:10:42.27 ID:J1e/90oT

 地下にある浄化槽は普段は真っ暗闇で、飼育員らは投光器を片手に作業している。
そんな飼育員らの目さえもかいくぐり、金魚はすくすくと成長した。「魚がいるとはまったく想像できなかった」と出口さんは話す。


エサから看板に…驚異の“出世魚”?

 〈小さな金魚の大脱走〉

 同水族館は春季特別展「春らんまん 金魚ワールド」で、浄化槽で発見した金魚をこんなキャッチフレーズで5月31日まで展示した。

 体色は黄色がかっており、どこか黄金色に輝いているようにも見える。
専門家らによると、真っ暗闇の中で育ったため光が不足し、もともとの赤い色素が抜けた可能性があると指摘している。
お祭りの縁日などではおなじみの金魚だが、環境さえ良ければ20年以上も生きることができ、体長も30センチ程度まで成長するという。

 金魚を観賞した人のなかには、光の当たらない場所で孤独に暮らしてきた境遇に共感したとの声もあがっているという。

 同水族館では、飼育記録世界一(1万243日)を保有していた「ホシエイ」が昨年5月に死に、さらに3日後には背中に「寿」の文字が入った「寿カンパチ」が死んだ。

 同水族館を支えていた「看板魚」を相次いで失っただけに、今回の巨大金魚発見は大きな話題を呼びそうだが、里中館長は自重ぎみに話した。

 「エサ用の金魚を“看板魚”にするのは少し気が引けます。だから、こっそりと展示を再開したい」


http://www.sankei.com/images/news/150618/wst1506180009-n1.jpg

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