犬に微笑んだら噛み付かれた(ノД`) 動物って笑うの? #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/06/17(水) 19:58:11.48 ID:JHNft3BH

現在、笑うことが知られている動物は、類人猿とラットだけだ。

米カリフォルニア州を拠点とするゴリラ財団のペニー・パターソン理事長によると、
手話をすることで有名なニシローランドゴリラのココは、「私、不器用で笑っちゃいます」と
手話で言いながらケタケタと笑うそうだ。

ココは、特に気に入った訪問者には、「ホーホー」という笑い声も披露する。

2009年、英国ポーツマス大学の心理学者マリーナ・ダビラ・ロス氏は、オランウータン、
ゴリラ、チンパンジーなどの若い霊長類を対象に、動物くすぐり実験を行なった。結果、それらのサルは笑いを返した。

笑いの進化を研究しているロス氏によると、私たち人類は、今から1000万年から1600万年前に生きていた
類人猿と共通の祖先から、笑う能力を継承しているという。

先週、学術誌『PLOS ONE』に掲載された同氏の最新研究ではさらに、発声を伴う笑いかどうかを問わず、
チンパンジーが歯を見せて微笑むことが示された。

つまり、チンパンジーは「私たちが考えているよりも明確かつ多彩な方法でコミュニケーションできる」ようだ。
これは人が話しながら声を出さずに微笑んだり、笑いながら微笑むのとよく似ている。
これら2つの微笑みは、違う感情を表すものだ。

くすぐり実験は、ラットにも行われた。
米ワシントン州立大学の心理学者であり心理科学者でもあるヤーク・パンクセップ氏は、
ラットをくすぐるとハッピーノイズを出すことを発見した。

2000年に発表された論文によると、科学者がこのげっ歯類をくすぐったところ、
遊んでいるときに出すのと同じさえずるような音を出した(この音は人間の可聴域を超えている)。
くすぐられるのが好きで、くすぐる手を追いかけてくるラットもいた。
(参考記事:「ネズミの恩返し行動を発見、人間以外で初」)

怒りを示すドブネズミ。ラットの研究は現在も続けられており、笑いによく似た音を含む、
さまざまな感情を表現することがわかっている。

以降、パンクセップ氏らは、遊びの研究がビジネスになることを証明してきた。
たとえば、ラットの笑いを司る脳回路が人間の感情研究にも使えることを発見したり、
哺乳類の脳でも同じ領域に7つの基本的感情システムがあることを発見した。

同氏の研究は、うつ病対策にも役立っている。臨床試験中の抗うつ剤「CLYX-13」は、
同氏によるラットの笑い研究に端を発する。

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/b/061600012/

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