落合福嗣、声優デビュー「夢かなった」!博満パパ&信子ママ泣かせた念願定職!
中日の落合博満GM(61)の長男・落合福嗣(27)が16日、都内でテレビアニメ「それが声優!」のアフレコに挑み、本格的な声優デビューを果たした。
4月から声優が数多く所属する「青二(あおに)プロダクション」に所属。この日は二言だけの端役での出演だったが「夢がかなった」と満足げな表情を見せた。
成人して初めての“定職”についた形で、今後は「アニメ、ゲーム、ナレーターなどいろいろ挑戦したい」と声優界の3冠王をめざすことを誓った。
「きょうはどうか、よろしくお願いします」―。スポーツ紙記者を崖から突き落とそうとしたなど、数々の悪童伝説がささやかれた“フクシくん”が、報道陣に丁寧にあいさつした。
4月の「青二プロ」所属後、ラジオドラマなどの仕事をこなしてきたが、アニメは初めて。同プロによると、公の場で報道陣の問いかけに応じるのは、2010年以来、5年ぶりだ。
アフレコでは、役名のない端役ながら「店内放送でも呼びかけて、残ってる分は1枚でも多く配るようにしますから」「だ、大丈夫ですよ! ちゃんと埋めますから」の二言を、魂込めて吹き込んだ。
かつては考えられなかった丁寧な敬語で話し「小さいころからの夢がかなった。緊張よりうれしい、楽しいの方が大きいです」と、喜びの声を上げた。
ようやくつかんだ“定職”だった。国士舘大在学中から歌手デビュー、コラム執筆、著書出版など、さまざまな職種を経験したが、全てが一過性で終わった。
大学も、13年に8年の歳月をかけて卒業。10年に一般女性と結婚した後、3年もの間「学生」を続けてしまった。
10年のゲーム「龍が如く4」で自らをモデルにした格闘家役の声を演じたことで、イチから声優の修業を始めることを思い立った。
「基礎から技術を学びたいと思ったんです」。父・落合氏からは「いいのか、プロダクションに入らなくて」との“甘言”もあったが、堂々拒否。13年から2年間、声優の専門学校に通った。
4月に「青二プロ」のオーディションに合格。父には涙ぐまれ、母・信子さんには「コラムニストだの何だのあったけど、これだというモノはなかった。『声優』の肩書は、うれしいよ」と号泣されたという。
この日、写真撮影時には「立ち位置が真ん中だと魂が抜かれる」とつぶやくなど、フクシ節も端々に見せた。
今後については「ロボットに乗りたい」と、ガンダム好きらしくロボット系アニメを希望し
「バラエティーのナレーターもやりたい。珍プレー好プレーのアフレコとかも、いいですね」と思いをはせていた。
同アニメは7月7日から、TOKYO MXやBSフジなどで放送される。
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