北九州市の特定危険指定暴力団・工藤会が傘下の暴力団員から集めた上納金の一部はトップの個人所得に当たり、およそ8800万円を脱税したとして、警察は工藤会のトップを所得税法違反の疑いで再逮捕しました。面会した弁護士によりますと、工藤会のトップは「何で脱税になるのか」と話したということです。
再逮捕されたのは、工藤会のトップで総裁の野村悟容疑者(68)で、工藤会の幹部、山中政吉容疑者(64)ら3人が新たに逮捕されました。警察は北九州市小倉北区にある野村容疑者の自宅などを捜索しました。
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上納金にねらい絞った捜査
暴力団の主要な活動資金の「上納金」にねらいを絞り、脱税での摘発という初めての手法を用いた今回の捜査。資金の性質上課税が難しいとされてきた税務面のハードルを乗り越えて工藤会トップの逮捕につなげました。
以下はソースで
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150616/k10010116831000.html