日焼け・毛染めで“黒人偽装”白人の団体幹部に波紋
人種問題が根強く残るアメリカで、白人女性が黒人を装い、黒人の人権団体の幹部を務めていたことが分かり、波紋が広がっています。
渦中の人物は、全米黒人地位向上協会でワシントン州の地域支部長を務めていたレイチェル・ドールザル氏(37)です。
ドールザル氏はこれまで、黒人の血を引いているとしてきましたが、今回、両親が「娘は白人」と証言して波紋が広がっています。
若いころのドールザル氏は白い肌に金髪姿ですが、日焼けをしたり髪の毛を染めたりして見た目を変えたとみられます。
この騒動を受けて、ドールザル氏は支部長を辞任しましたが、「私の人種が注目されすぎたので」とだけ述べ、真相については語りませんでした。
一部の黒人からは「人種は自分で選べない」と批判の声も挙がっています。
白人警察官による黒人射殺事件など、人種問題で揺れるアメリカで大きな関心を呼んでいます。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150616-00000008-ann-int