スーダン大統領、一時出国禁止=南ア
http://www.jiji.com/jc/ci?g=int&k=2015061500003&pa=f
【ロンドン時事】南アフリカからの報道によると、同国の裁判所は14 日、アフリカ連合(AU)首脳会議出席のため滞在中のバシル・スーダン大 統領に対し、一時的に出国を禁じる命令を出した。
バシル氏はスーダン西部ダルフールでの紛争に絡み、国際刑事裁判所(ICC)から人道に対する罪などで国際手配されている。
ただ、ロイター通信によると、同国政府は首脳会議参加者を逮捕しないと保証しており、実際に逮捕される可能性はないとみられる。
ICCは南ア政府に大統領の逮捕を求めていた。
一時出国禁止は、南アの裁判所が15日以降、大統領の逮捕と移送に応じるかどうか判断するまでの措置という。
2009年の手配後、バシル氏の外遊先はICC非加盟国にほぼ限られていた。(2015/06/15-00:05)
http://www.afpbb.com/articles/-/3051628?act=all
【6月14日 AFP】国際刑事裁判所は13日、アフリカ連合首脳会議のため南アフリカのヨハネスブルクに到着したとされるスーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル大統領を逮捕するよう、南ア当局に要請した。
ICCは2003年のダルフール紛争における戦争犯罪や人道に対する罪で、バシル大統領の逮捕状を発付済み。
ICC所長はこの日遅く、南アが常にICCの強化に寄与してきたと述べた上で、「(同大統領の)逮捕状執行に努力を惜しまないよう求める」と強調した。(c)AFP