［ベンガジ（リビア） １１日 ロイター］ - リビアで活動する過激派組織「イスラム国」は１１日、同国中部シルト近郊の
基地で戦闘機爆破の様子を撮影したとする動画を公開した。
映像では、戦闘員が戦車を操縦し、駐機中の戦闘機２機を迫撃砲で破壊したとされている。同組織が保有する
重火器などの武力を誇示する目的とみられる。映像の信ぴょう性は不明。
「イスラム国」は今週初めにかけてシルトの空港や発電所を制圧、イスラム系勢力主体の「トリポリ政府」の軍を退けて
同市をほぼ完全に支配下に置いた。
リビアでは、４年前にカダフィ政権が崩壊して以降、２つの政府が分立している。国際的に承認された暫定政府は
首都トリポリや西部の統治能力を失い、東部に拠点を置く一方、トリポリは暫定政府に敵対するイスラム系勢力の
政府が掌握。その政治的混乱に乗じて「イスラム国」が勢力を拡大している。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0OS04T20150612?sp=true
http://www.livenewspak.com/islamic-state-says-blows-up-two-warplanes-at-seized-libyan-base/
http://www.livenewspak.com/wp-content/uploads/2015/06/IS1-890x395.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=zT9hVd9dPcg&t=34s