外国人記者クラブでの会見
http://blogos.com/article/89413/
● 下位の法律によって上位の憲法を変える禁じ手であり、
権力者が暴走しないように憲法によって権力を拘束するという立憲主義に反している。
つまり安倍政権の手法は憲法違反である。
● 集団的自衛権とは同盟国や関係の深い国が攻撃を受けた時は戦争をするという意味であり、
限定的容認などというものはない。
安倍政権は重箱の隅をつつくような、あり得ない事例を挙げて、
それに対応できないから集団的自衛権を行使するのだと言っている。
● 集団的自衛権を行使するかどうかの判断はどうやって行うのか。
日本版NSCは作ったが、 日本にはCIAもMI6もない。
あのパウエル長官でさえCIAに騙されてイラク戦争に踏み切った。だが大量破壊兵器はなかった。
アメリカはイラク戦争で80兆円使って4,489人 の兵士が亡くなった。
イギリスは4兆3,000億円使って179人の兵士が亡くなった。
そして何より15万人のイラク国民が亡くなった。この責任は誰がとるのか。
日本には戦争する金もなければ判断する体制もない。
● アメリカに対する思いやり予算ははじめ60億円だったが2,000億円にまで膨らんだ。
つまり日本はアメリカに基地を提供し費用を負担することで日米安保条約における義務を果たしている。
安倍総理の祖父である岸信介元総理は、日米安保条約は片務条約ではあるが、基地提供によって双務条約に等しいと言った。
安倍総理はそのことを理解していない。
など