護憲学者は「思考停止」 安保法制「合憲」百地教授が明かす憲法学界の実態
「日本国憲法は集団的自衛権に言及していない。つまり、『否定していな い』ということだ。
よって、国家の固有の権利として、集団的自衛権を有す ると考えることができる」
百地氏はこう言い切った。1946年、静岡県生まれ。71年に京都大学 大学院修了。愛媛大学教授を経て、
94年より日本大学法学部教授。「比較憲法学会」の理事長で、「保守派の論客」としても知られる。
「憲法学者の中に護憲論者が多いことは否定できない。 憲法の条文だけを眺め、現実離れした『机上の空論』に
終始する風潮があるが、私に言わせれば思考停止だ。 国際情勢など、現実的な大局を踏まえようとしていない」
「問題なのは、こうした空気が憲法学界を支配し、モノを言いにくくなっていることだ。
『改憲論者です』などと言おうものならもう終わり、という雰囲気すらあ る」
国会審議での野党の追及にも、百地氏はよく似た印象を受けるという。
「政府批判を繰り返すばかりで、『木を見て森を見ず』の憲法学者たちと同 じような議論だ」
参考人として、「違憲」という立場が明確な長谷部氏を選んだ自民党の判断について、百地氏は「大失態だ」と憤るが、仮に自身が選ばれたらどうするのか。
「そりゃあ、国会に乗り込んでいって、きちんと『合憲だ』と言います よ!」
百地氏のような識者もいる中で、あえて違憲論者を参考人に選んだ自民党 は、「党内で緩みが生じている」
(細田博之幹事長代行)との批判を免れない。
http://www.sankei.com/politics/news/150612/plt1506120009-n1.html
「集団的自衛権を合憲とする」憲法学者は全員、日本会議関係者?
http://hbol.jp/45061
http://hbol.jp/wp-content/uploads/2015/06/2015-06-11_191744-550x244.jpg