日航機長、操縦室でCAと2ショット 国交省が厳重注意
日本航空は12日、男性機長(47)が飛行中に操縦室内で女性客室乗務員(28)と写真撮影していたと発表した。航空法の見張り義務違反にあたり、国土交通省は日航に文書で厳重注意した。
日航によると、7日午前8時ごろ、北海道上空を飛行中の新千歳発伊丹行きの旅客便(乗員乗客48人)で副操縦士がトイレに立った際、機長は保安対策で入室した客室乗務員を操縦席に座らせ、
私物のスマートフォンで2ショット写真を撮影した。自動操縦中だったが、外部の見張りを十数秒間怠った。
客室乗務員は操縦席への着席や写真撮影を断ったが、機長が「せっかくの機会だから」と重ねて求めたという。
機長は「規定に対する認識が甘かった」と話しているという。日航は8日付で機長を乗務停止とし、今後処分する。
http://www.asahi.com/articles/ASH6D42C6H6DUTIL02F.html