ロシア、流し網漁禁止法案が通過 2015年6月11日
【モスクワ共同】ロシア下院は10日、自国の排他的経済水域(EEZ)内で日本漁船などが行っているサケ・マスの流し網漁を来年1月から禁止する法案を可決した。
近く上院で審議され、可決後にプーチン大統領が署名すれば施行される。
法案成立の場合、日本の漁業に影響が出るのは必至。
一方的に禁止されれば、両国関係への影響が出る可能性も指摘される。
ロシア水域での日本漁船の流し網漁は毎年の両政府間協議に基づき実施しており、昨年は北海道や青森、富山両県 などから計38隻が操業した。
極東カムチャツカ沖などで日本側が漁業協力費をロシアに支払う形で参加している。
http://www.daily.co.jp/society/main/2015/06/11/0008112015.shtml