和歌山県白浜町十九渕の「富遊ハス園」(10アール)でアメリカザリガニが大量発生し、花芽や葉を食害したり、茎を切って葉を枯らしたりしている。その影響で、ハス園の約7割が何も生えていないような状態。管理者は「これほどの被害は初めて。今年は花を楽しんでもらえないかも」と嘆いている。
ハス園は地元の有志約20人でつくる「グループ・プロペラ」が管理している。代表の小川昭造さん(73)=同町十九渕=は「5月中旬、葉が風に吹かれて水面を滑るように流れていくのを見て、茎を切られているのに気が付いた」。池の底を見ると、石を敷き詰めたようにザリガニが並んでいたという。
いかそ
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