台湾:軍機に日本機撃墜マーク 抗日勝利70年記念、パレードへ
http://mainichi.jp/graph/2015/06/10/20150610ddm007030063000c/image/001.jpg
台湾の国防部(国防省)は今年の「抗日戦争勝利70年」を記念し、戦時中に使われた軍用機の塗装を現役の戦闘機に施し、8日、台湾北部の新竹空軍基地で報道陣に公開した。
当時の国民党軍などが撃墜した日本の航空機の数を日の丸で表し、機体に描き込んでいる。
日本関係筋は「当時の戦闘機ではなく、現役の戦闘機に日本のシンボルである国旗で撃墜マークを描くのは、日台関係への配慮が足りない」と懸念を示しているが、
国防部は「塗装は侵略に反攻した輝かしい歴史を示すため」としている。
塗装されたのは米国製の戦闘機F16と台湾製のIDFの2機。戦時中に蒋介石総統率いる国民党軍と共に日本軍を攻撃した米義勇航空隊「フライング・タイガース」と、混成連隊の軍用機の塗装がそれぞれ施された。
7月4日の軍事パレードに登場する予定。
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