BGM利用で調停申し立て 15都道府県でJASRAC
日本音楽著作権協会(JASRAC)は9日、音楽著作権の手続きをしていない美容室や飲食店など258施設にBGMの使用料の支払いなどを求め、東京簡裁など15都道府県の簡裁に民事調停を申し立てたと発表した。
JASRACによると、2013年度から個別に調停を申し立ててきたが、全国の支部が一斉に法的措置をとるのは初めて。繰り返し催促しても手続きに応じなかった施設を対象とした。
業務用のBGMの音源は、有線放送などに加え携帯音楽プレーヤーやインターネットラジオなどと多様化。個別の著作権手続きが必要になる中、不払いの施設が相次いでいるという。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015060901001393.html