無気力状態から抜け出せる方法―「学習性無力感」を克服
勉強でも仕事でも「やらないといけないのに、なぜかやる気が出ない」という経験はありませんか?
やる気の出ない自分に嫌気がしている人も少なくないようです。
それでは、いったいどうすれば「やる気」が出るのか、一緒に考えてみましょう。
■無駄な努力とやる気の問題
1967年に、米国の心理学者セリグマンとメイヤーは、犬を使った実験によって、
動物の行動原理と心理的作用の相関関係を調べました。
それによると、自分の行動によってストレスを回避できないことを繰り返し学習した犬は、
その状況が変わったとしても、自分でストレス回避の行動を起こすことをしなくなるという結果が得られたのです。
■「やる気」の芽を摘む概念
心理学的な実験結果では、何度かの失敗を経験した人は、「努力しても無駄」という概念に取りつかれ、
より以上の努力をするという「やる気」を失ってしまう、と結論付けられています。
この既成概念が、「やる気」の芽を摘んでしまう元凶といってよさそうです。(続く)
http://news.ameba.jp/20140108-103/