父親を投げ飛ばしたとして、警視庁は7日、住所、職業不詳宮川正一容疑者(56)を傷害容疑で逮捕した。
同庁幹部によると、宮川容疑者は5月20日午前1時頃、新島村本村、父親の一義さん(85)方アパート室内で、一義さんの首やベルトをつかんで投げ飛ばすなどして、首などに全治不明のけがを負わせた疑い。
調べに対し、宮川容疑者は「父親が母親を殴っていたので、止めようとした」と話しているという。
一義さんは約1週間後に診療所で手当てを受け、老人ホームに入所。地元の福祉センターが今月5日、同庁に事件を届け出た。
一義さんは翌6日、老人ホームで死亡した。同庁は今後、司法解剖して詳しい死因を調べるとともに、暴行との因果関係を調べる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150608-OYT1T50004.html