年金不正受給、86歳女を再逮捕 675万円詐取疑い、岐阜
約半世紀にわたり、両親が生存しているように装って年金を不正受給したとされる事件で、岐阜県警恵那署は8日、厚生年金
約675万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで、元恵那市職員鈴木光枝容疑者(86)=同市=を再逮捕した。
同署によると、鈴木容疑者の両親は生きていれば110歳以上だが、1965年から68年にかけて死亡。鈴木容疑者は総額
5千万円以上の年金を受け取ったとみられることが既に分かっているが、大部分は公訴時効(7年)が成立している。
鈴木容疑者は「間違いない。生活費に必要だった」と容疑を認めている。
【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015060801001743.html
母親は1965年、父親は68年に死亡している。県警は50年近くにわたり年金計5100万円を受け取っていたとみて、時効に
かからない08年8月以降の受領分について裏付け捜査を進めていた。
現況届には1997年まで市区町村の公印が必要だった。両親の死亡届が市に出されており、県警は印をどのように得ていたか
調べる。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015060890134025.html