交差点ブレーキ痕なし どちらかが信号無視か 砂川４人死亡事故
【砂川】砂川市西１北２２の国道交差点で６日、軽ワゴン車と乗用車が衝突し、歌志内市歌神（かしん）の会社員永桶（ながおけ）弘一さん（４４）ら親子４人が死亡した事故で、乗用車が走っていた国道側、軽ワゴン車が走っていた市道側のいずれにも、交差点進入時のブレーキ痕がなかったことが８日、捜査関係者への取材で分かった。
砂川署はどちらかが信号無視したとみて、慎重に調べている。
事故現場は片側２車線の国道１２号と、片側１車線の市道が交わる信号機のある交差点。
砂川署によると、永桶さんの軽ワゴン車は衝突後、国道を乗用車の進行方向に５０メートル以上飛ばされていたという。
同署は乗用車が法定速度（６０キロ）を大幅に超えていた可能性もあるとみて、乗用車を運転していた空知管内上砂川町鶉（うずら）、土木作業員谷越隆司（りゅうじ）さん（２７）から事情を聴く方針。
事故は６日午後１０時３５分ごろに発生。親子３人のほか、約８００メートル離れた路上で高校１年の長男昇太さん（１６）も亡くなっていた。
砂川署は、昇太さんが衝突時に車外に放り出された後、別の車両に引きずられた可能性が高いとみて、ひき逃げ事件として捜査。
７日午前に同署に出頭してきた男が事故への関与をほのめかしていることから、道交法違反（ひき逃げ）などの疑いで、引き続き事情を聴く。
以下ソース
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/images/2015/06/08/M15060836880/0eab07218cc37b87b1d198c439dc9ed0.jpg
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0143118.html