「ペヤング」のブランドで販売していたカップ焼きそばに虫の混入を指摘され、販売を取りやめていた群馬県の食品会社は、
8日からおよそ半年ぶりに首都圏で商品の販売を再開しました。
群馬県伊勢崎市に本社がある「まるか食品」は去年12月、カップ焼きそばの麺に虫が混入しているという客からの指摘を受けて、
主力商品の「ペヤングソースやきそば」など24種類すべての商品の製造と販売を取りやめました。
その後、異物の混入を防ぐ対策が整ったとして先月製造を再開し、8日から首都圏で商品の販売を再開しました。
このうち食品会社の地元の伊勢崎市にあるスーパーマーケットでは、特設の売り場を設けて商品の販売を始めました。
フードコートには午前中、特別にお湯が用意され、客の中にはさっそく調理して食べる人の姿も見られました。
伊勢崎市の31歳の男性は「懐かしい味です。安心で安全なものを食べたいと思います」と話していました。
また伊勢崎市の45歳の男性は「小学生のころから30年以上ペヤングを食べています。きょうを待っていました」と話していました。
会社では来月上旬までに順次、北海道と沖縄を除いた全国で販売を再開することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150608/k10010106801000.html