2015年06月06日
宮崎市の大型リゾート施設・シーガイアを運営する「フェニックスリゾート」の創業者、佐藤棟良(さとう・むねよし)氏が5日、
宮崎市内の病院で死去した。96歳だった。告別式は近親者で行う。
宮崎県北郷町(現・日南市)出身。総合保養地域整備法(リゾート法)第1号に指定された「宮崎・日南海岸リゾート
構想」に基づき、1988年に同県や宮崎市なども出資して設立された第3セクター「フェニックスリゾート」の初代社長に就任。
約2000億円を投じて全天候型屋内プール「オーシャンドーム」や高層ホテルなどを建設し、94年に全面開業した。
バブル崩壊で客足が伸び悩み、2001年に会社更生法の適用を申請、役員を退任した。
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150606-OYS1T50029.html