MERS多数発生の病院、部分閉鎖を解除
2015年07月20日 18時31分
【ソウル=吉田敏行】中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者が多数発生した
サムスンソウル病院(ソウル市)に対する部分閉鎖措置が20日、解除された。
韓国では新たな感染者が2週間以上発生しておらず、感染抑止のため国が指定した病院15か所
に対する集中管理措置も全て解除された。韓国政府は8月上旬にも、MERSの終息を宣言すると
みられる。
サムスンソウル病院では5月末に救急病棟でMERS感染者(35)と接触するなどした医療
関係者や患者らに感染が拡大。6月中旬から新規患者の外来診療受け入れなどを制限した。20日
現在、韓国では感染者は186人、死者は36人。136人が退院し、治療中の患者は14人となっている。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150720-OYT1T50073.html
MERS 感染者186人 死者36人 退院136人 治療中14人