[アテネ 5日 ロイター] - ギリシャ保健・社会保障省のストラトゥリス次官は5日、国際債権団が支援条件を緩和しない場合、
政府は早期に総選挙を実施する可能性があると示唆した。
ストラトゥリス次官は「債権団は厳しい条件を突きつけようとしている。このような、政府への包括的な脅迫をやめなければ、
ギリシャ政府は総選挙実施という代替案を検討せざるを得ない」と述べた。
同次官は与党急進左派連合(SYRIZA)内でも極左寄りの派閥に属しているが、彼の発言が党の総意を反映した内容か
どうかは不明。ただ、今回の発言により、党内には債権団からの提案に対する強い憤りがあり、提案を拒否して別の道を
探すべきだとの考えが広がっていることが浮き彫りとなった。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OL0I520150605?sp=true