逮捕の僧侶「最初から殺すつもりで行った」
去年12月、愛媛県松山市のアパートで37歳の女性が殺害された事件で、逮捕された僧侶が「最初から殺すつもりで行った」と供述していることが新たに分かった。また事件前、インターネット上に「接客態度が悪い」などと殺害した女性を中傷する書き込みもしていたということで、警察は、動機などを詳しく調べている。
4日夜、殺人の疑いで逮捕された徳島県徳島市の潮見寺の僧侶・来見佳典容疑者(29)の身柄は5日未明、松山東警察署に移送された。警察の調べによると来見容疑者は去年12月16日、松山市のアパートで黒田美貴さん(当時37)の首を刃物で突き刺すなどして殺害した疑いが持たれている。
2人は、黒田さんの保険や接客関係の仕事を通じて面識があり、捜査関係者によると来見容疑者は事件前、インターネット上に「接客態度が悪い」などと黒田さんを中傷する書き込みを数回行っていたという。
また、「最初から殺すつもりで行った。凶器も現場に持って行った」などと供述していることも分かった。
警察は、2人の間に仕事上のトラブルがあった可能性もあるとみて殺害に至った経緯や動機などを調べている。
http://www.news24.jp/articles/2015/06/05/07276689.html