韓国でMERS感染拡大、6月に訪韓キャンセルの中国人観光客10万人か―中国メディア
韓国保健福祉部の7日付の発表によると、
同国で中東呼吸器症候群(MERS)ウイルスの感染者は64人、死者は5人まで増え、
感染者と接触があったなどとして隔離対象となった人は2361人となった。
中国人の間では韓国旅行がブームだったが、
6月にMERSの影響で訪韓を取りやめる中国人観光客は10万人に上るとの予想も出てきた。中国・環球時報が8日伝えた。
韓国・聯合ニュースの報道によると、韓国観光公社は7日、
MERS感染の拡大により、今月4日までに訪韓を取りやめた外国人観光客が2万600人に上ったと明らかにした。
また、韓国の旅行会社で中国業務を担当する責任者は、
6月にMERSの影響で訪韓を取りやめる中国人観光客が10万人に上るとの予想を示している。
韓国の政府関係者も、今後さらにMERS感染が拡大すれば、
多くの外国人観光客が行き先を韓国から日本に変更する可能性があると話した。
(編集翻訳 恩田有紀)
2015年06月08日 FOCUSーASIA
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/419995/