伝説の海賊の財宝発見か――? アフリカ東部の島国マダガスカルで5月、「キャプテン・キッド」と呼ばれた17世紀の海賊ウィリアム・キッドのものとみられる沈没船から、銀の延べ棒50キロが見つかった。英BBCなどが報じた。
キッドはスコットランド生まれ。英政府に海賊退治を命じられた後、自らが海賊となった。1701年にロンドンで処刑された後、彼が隠したとされる財宝の行方は人々の関心を集め続け、エドガー・アラン・ポーの冒険小説「黄金虫」などの主題となった。
キッドのものかどうかは更なる調査が必要だが、発見した米国の探検家バリー・クリフォード氏は「まだ、たくさんの財宝が沈んでいる」と話した。
キャプテン・キッドの財宝発見か 沈没船から銀50キロ:朝日新聞デジタル
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