出会い系サイトでアルバイトの男らが女性を装ってメールをするなどし、会員から利用料金をだまし取ったとして、
千葉県警サイバー犯罪対策課は3日、詐欺の疑いで住所不定のサイト運営会社社長、三浦哲雄容疑者(42)=商標法違反容疑で逮捕、処分保留で釈放=ら3人を再逮捕し、
メールを送っていた男ら5人を新たに逮捕した。同社は3つの出会い系サイトを運営。
会員はほぼ男性のみで平成16年以降、延べ270万人から計66億円の莫大(ばくだい)な売り上げがあったとみられる。
逮捕容疑は、26年11月に共謀し、出会い系サイト「e-フレンズ」に会員登録した東京都内の男性会社員(19)ら2人と、
架空の女性会員になりすましてメールでやり取りし、利用料金計9万円をだまし取ったとしている。
同課によると、このサイトは22年9月ごろ開設。無料通信アプリ「LINE(ライン)」の商標に似せたロゴを使って利用者を集めたとして、
商標法違反容疑で先月、三浦容疑者らが県警に逮捕されていた。
同サイトだけでこれまでに延べ約87万人の会員を集め、約30人のアルバイトの男による「サクラ」がメールをしていた。
逮捕された男の1人は「男の方が男心が分かる」と供述しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150603-00000567-san-soci