フィリピン、日米に装備提供求める 南シナ海で中国に対抗のため
中国紙・環球時報は28日、
フィリピンが南シナ海の主権問題をめぐって中国と対抗するため、米国と日本により多くの装備の提供を求めていると報じた。
報道によると、フィリピンのガズミン国防相はハワイで27日、カーター米国防長官と会談し、
南シナ海問題をめぐってフィリピンが米国からどのような協力が得られるかを協議。
米国メディアがフィリピン軍高官の話として伝えたところによれば、
ガズミン国防相は米国側に中古の艦船や沿岸用レーダーシステムの提供も要請する可能性があ る。
またガズミン国防相は来週のアキノ大統領の訪日に同行する予定だ。
国防相は先頃、日本からの装備譲渡の可能性について、日本側と協議していると明かした。
自衛隊をフィリピンでの演習により多く招く方針もあるという。
ロイターの報道によると、フィリピン側はすでに日本に対し、提供を求める装備品のリストを渡してある。
(編集翻訳 恩田有紀)
2015年05月29日
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/419117/