初夏の風物詩、潮干狩りに異変が起きている。
アサリの漁獲量全国一の愛知県では、アサリの減少で3分の1の潮干狩り場が営業休止に陥り、
貝毒が問題になった大阪・二色の浜では採ったアサリを持ち帰れない状態が5月下旬まで続いた。
そうした中、アサリ不足で平成21年から潮干狩りを中止した和歌山市の片男波干潟では、3年後の
再開を目指し地元産のアサリを育成する事業が始まった。(地主明世)
和歌浦湾に面した片男波干潟。5月20日、和歌浦漁協の漁師ら約10人が長靴姿で水底に目をこらした。
数センチほど砂を掘ると、アサリの天敵であるツメタガイが姿を現した。周りではツメタガイの卵も次々と
見つかり、バケツに放り込んだ。「こんなに卵があるとは…。親はどれだけいるんや」。漁師からため息が
漏れた。天敵は、ツメタガイだけではない。エイ、チヌなどもアサリを格好のエサにしている。
片男波干潟では、ピークの16年には約4万7千人の潮干狩り客でにぎわった。しかし、アサリが減り、潮
干狩りは20年度を最後に中止された。約14キロ北西に離れた加太潮干狩り場(和歌山市)でも20年度か
ら中止されている。
http://news.livedoor.com/article/detail/10186879/
愛知県民だけど潮干狩りやったことない