同居の韓国人を傷害容疑で逮捕
先月、兵庫県西宮市の路上で韓国人留学生の23歳の女性が意識がない状態で見つかり、その後、死亡した事件で、
警察は、女性を殴るなどして、大けがをさせたとして同居していた韓国人の男女2人を傷害の疑いで逮捕しました。
2人のうち1人は容疑を否認し1人は黙秘しているということです。
逮捕されたのは、いずれも韓国人で職業不詳の▼キム・ヒョンジェ容疑者(30)と▼キム・アルム容疑者(21)の男女2人です。
この事件は、先月26日未明、西宮市松生町の路上で、近くのアパートに住む韓国からの留学生で、
市内の大学に通うチョ・ウナさん(23)が意識不明の状態で見つかり、
その後、腹部の打撲による出血性ショックで死亡したものです。
警察は、傷害致死事件として捜査していましたが、
▼チョさんが死亡するまでの数時間以内にろっ骨を折られたとみられることや
▼その時間帯に、同居していたキム容疑者ら2人以外にチョさんに会っていた人がいないとみられることがわかったということです。
こうした状況などから警察は2人がチョさんに暴行を加えた疑いが強まったとして傷害の疑いで逮捕しました。
調べに対してキム・ヒョンジェ容疑者は「そういうことはしていない」と否認し、キム・アルム容疑者は黙秘しているということです。
警察は、チョさんが死亡したいきさつなどについて調べを進めています。
2015年06月02日 15時16分 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025251101.html