“自分の外見への満足度”、世界一低いのは？・・ 中国は中程度の満足度
2015/06/02
ドイツの市場調査会社、ＧｆＫが世界各国で行った外見に関する満足度の調査リポートで、世界では約半数の人が自分の外見 に満足していることが分かった。
自分の外見に対する満足度が 最も高いのはメキシコの人、最も低いのが日本人で、中国人は中程度の満足度だった。
独誌・フォークスの５月３１日付の報道として、中国・環球時報が１日伝えた。
調査対象は米国や中国、ドイツ、メキシコ、日本など２２カ 国・地域の１５歳以上の人、２万７０００人。
自分の外見の満足度を「非常に満足している」から「満足していないが、嫌いでもない」、「非常に不満だ」といった５段階で評価してもらった。
世界で「自分の外見に満足している」という人は全体の５５％、「全く満足していない」人は３％だった。
国別で自分の外見への満足度が最も高かったのはメキシコ人 で、「非常に満足している」、「比較的満足している」が合わ せて７４％。
満足度の高い国の２位以下はトルコ、ブラジル、ウクライナといった順だった。
一方、満足度が最も低かったのは日本で、「非常に満足してい る」、「比較的満足している」と答えた人が２６％にとどまった。
日本に次いで低かったのが韓国の３４％、香港の３８％など。
中国では「非常に満足している」と「比較的満足している」が計５４％と、中程度のレベルだった。
専門家によると、自分の外見への満足度はある国の社会心理を示し、満足度の高い国の人は楽観的である傾向が見える。
この調査は各国のアパレルメーカー、化粧品メーカーなどの参考になるとしている。
（編集翻訳 恩田有紀）
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/419365/