2.5%引き下げられた年金減額の措置を違憲だとして、全国の年金受給者が国の決定取り消しを求めた訴訟に
波紋が広がっている。
原告によると、生活の苦しい受給者から「年寄りは死ねと言うのか」という声が届いているというが、
今の高齢者よりも負担率がはるかに高い現役世代からは「若者に死ねっていうんだな」と反発は大きい。
「なぜ年金を下げる。年寄りは死ねというのか」
2015年5月29日、全国の年金受給者約1500人が国を相手取り、2013年10月から15年4月にかけて段階的に2.5%
行われた減額措置は違憲だとして決定を取り消すよう訴訟を起こした。
中略
全日本年金者組合など原告側は「若い人も高齢者も安心できる年金制度を!」と書かれた横断幕を掲げたり、
会見で「若い人たちだってこれから先、自分たちの年金生活をよく考えてもらいたいと思います」と述べたりするなど、
あくまで世代を超えて協力することを訴えている。
しかし、訴訟に対し現役世代の反応は冷たい。ツイッターなどネットでは、
「今まで散々若者から色々な富を搾取してきたジジババ共が『もっと金よこせ搾取しろ』だってよ」
「払った金額よりも多額を受け取っておきながらこの厚顔無恥ぶり」
という不満が目立った。また会見で出たフレーズ「年寄りは死ねというのか」をやゆして、
「えっ?若者に死ねって言ってるの?」
「『では若者に死ねと言うのか』と返したくなる」
という声もあった。
http://www.j-cast.com/2015/06/01236657.html