救急活動を民間委託、宮崎・美郷 全国初
消防の専門組織がない宮崎県美郷町は1日、救急活動を民間に委託する運用を始めた。
役場職員らが交代で病院に運ぶ「役場救急」をしてきたが、職員が運転する救急車に民間の救急救命士が同乗し、心肺蘇生や止血といった応急処置に当たる。
総務省消防庁によると、こうした取り組みは全国で初めて。
町は人口約5600人。65歳以上の割合は46・6%に上り、救急出動が増えている。
担当者は「十分な処置ができず、残念な結果になったこともあった。安心を届けたい」と話している。
救急車は3台。今まで平日は当番の職員、休日は警備会社が搬送を担当。
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015060101001953.html