1989年にメジャーデビュー、1995年に解散したJUSTY-NASTYが今年2015年7月25日に渋谷チェルシーホテルにて、再結成ライブを行なうことが発表された。J-Rockの礎として、のちのヴィジュアル系シーンにも多大なる影響を及ぼしたバンドである。
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D'ERLENGERやJUSTY-NASTYがニューウェーヴを基調としたビートロックに傾向していく中、STRAWBERRY FIELDSは独自の世界観を魅せる。このシーンではめずらしい滑舌のはっきりとしたボーカル、耳馴染みのよいメロディーながら、複雑なダンスビートを積極的に取り入れたり、壮大なスケールを見せながら細部まで行き届いたサウンドメイクは、同じニューウェーヴとはいえ、U2やベルリンに見られるようなワールドミュージックに近いアプローチでもある。
D'ERLENGER、JUSTY-NASTY、STRAWBERRY FIELDSという三つ巴といえる3バンドの相互関係であるが、共に関西のバンドであり、44MAGNUM、AIONらを中心としたジャパメタシーンの系譜にあたる。ヴィジュアル系黎明期ともいえる当時のシーンを振り返ったとき、「東の~、西の~」という言い回しをよく目にする。レーベル名やバンド名などを入れた様々なパターンを目にするが、大阪梅田のバーボンハウスを中心としたこれらの関西ジャパメタシーンと、東京の目黒鹿鳴館、ライブステーションを中心とした、のちのエクスタシー・レコードに繋がるシーンが、相互関係含めて大きな二本柱ともいえるだろう。吉本興業所属芸人によるヴィジュアル系ロックバンド、jealkbは、edieeがファンであるSTRAWBERRY FIELDSの曲をhaderuに聴かせたことが、バンドを始めるきっかけになった。形は違えど、時代を超えて魂が受け継がれていることは興味深いところである。
以下ソースで
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150601-00010000-realsound-ent