ロシア科学アカデミー極東研究所、朝鮮・モンゴル部のアレクサンドル・ヴォロンツォフ主任はこのほど訪れた北朝鮮国内の様子について、
「当局は女性が黒いストッキングを履くことを解禁しており、平壌の街中には小さなバーもできていた」と紹介した。
ロシアの通信社・スプートニクの28日付の報道として、中国・参考消息網が29日伝えた。
報道によると、ヴォロンツォフ主任は28日に東京都内で開催された朝鮮半島情勢を協議する国際学術会議「北東アジア協力対話」に出席するため、平壌と北京を経由して日本入りした。
同氏はロシアメディアの取材に対し、1年前と比較した北朝鮮の様子を紹介。
「女性は以前は禁止されていた黒いストッキングの着用が認められるようになっていた」、「日米韓からの経済制裁を受けても店には商品が豊富にあり、客も多かった。マンゴーやパイナップル、バナナも売られていた」と語った。
また、平壌の街の中では地元の人向けの小さなバーが夜中まで営業し、「金剛山」ブランドのビールがよく売れていたとも話した。
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