新国立競技場、アーチ中止を提言 - 建築家槙文彦氏らのグループ
2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)の建設計画で、
建築家の槙文彦氏らのグループが30日、屋根を支える2本の巨大なアーチ構造が巨額の建設費と工期の長さの
要因になっており、取りやめるべきだとする提言を発表した。アーチの間の開閉式屋根も不要とした。
槙氏らは観客席のみを屋根で覆い、約8万席のうち2万席を仮設にする代替案を提示。
現計画では建設費が2700億円を超えるが、代替案なら1千億円程度に引き下げられ、
予定の19年3月までに完成させることも可能とした。
http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015053001001791.html