バイデン米副大統領(72)は30日、長男のボー・バイデン氏が脳腫瘍による闘病生活の末、死去したと発表した。46歳だった。
ボー氏は元弁護士で、東部デラウェア州の前司法長官。
副大統領は「バイデン家全員が言葉にできない悲しみに暮れている」との声明を出した。
米メディアによるとボー氏は10年に軽い発作を起こし、3年後にがん治療で知られる南部テキサス州の病院で手術を受けた。ことし
5月中旬には首都ワシントン近郊の病院への入院が伝えられていた。
声明によるとボー氏は法律家として、戦争で荒廃したコソボの司法制度整備に尽力したほか、州兵幹部としてイラク戦争に従軍。
州司法長官としては虐待からの子どもの保護などに努めた。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/150531/wor1505310023-n1.html