加藤紘一氏宅に男侵入…三女の鮎子議員が通報
30日午前7時35分頃、 山形県鶴岡市大東町、元自民 党幹事長の加藤紘一さん(75)方に男が入ってきたと、 三女で衆院議員の鮎子さん (36)から110番があった。
けが人はなく、山形県警鶴岡署は住居侵入容疑で男の行方を追っている。
同署の発表によると、男は家の外で靴を脱ぎ、無施錠の玄関からはだしで侵入。
すぐに男に気付いた加藤さんの妻、愛子さん(68)が玄関先で「どなたですか」と問いかけると、「自分が誰だかわからない」などと話した。
スリッパを履かせ、玄関を出て隣接する事務所に行くよう促したところ、外 で自分の靴に履き替え、そのまま西の方向に歩いて去ったという。
男は30~40歳代で白っぽいポロシャツに黒系のズボンを着ており、身長約1メートル75で中肉。
酒に酔っていたとみられる。
自宅内には当時、鮎子さん、愛子さん、鮎子さんの長男(3)がおり、加藤さんは不在だった。
盗まれたり壊されたりした物はなかったという。
愛子さんは取材に対し、「孫に危害を加えられるのが心配で、男を怒らせないように必死で対応した」と説明。
鮎子さんも、「多くの方に心配をかけ、申し訳ない」と話している。
2015年05月31日 10時01分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150530-OYT1T50120.html