そんな空き家活用の最先端を走り、入居希望者が殺到しているというのが大林宣彦監督の映画でも知られる広島県尾道市。
今回、街ぐるみで推進する空き家再生プロジェクトの取り組みに迫った。
格安家賃どころか、タダで一戸建てを譲り受けたツワモノもいた!
今年2月、「空き家対策特別措置法」(特措法)が施行された。年間を通して使用されていないと「空き家」と判断され、更地に
比べて優遇されていた固定資産税が現在の6倍(負担調整措置があり、実質4.2倍)になることが決まった。「特定空家等」に
指定されると自治体が立ち入り検査を行ない、強制代執行で撤去されることもあるという。
総務省の「平成25年住宅・土地統計調査」によると、全国の住宅総数は約6063万戸で空き家は約820万戸あり、その件数
は年々増えている。別荘など41万戸を除いた空き家率は12.8%。これは世界でも断トツに高く、ドイツでは1%、イギリスで3%、
広大なアメリカでさえ10%だというから日本はまさに“空き家大国”といってもいい。
http://news.infoseek.co.jp/article/shupure_48569/