トヨタは厳しくなる一方の燃費規制にどう対応するのか?キーマンに聞く
「社内にハイブリッドの技術があるから次期『プリウス』で目標燃費を達成できる」(嵯峨専務役員)
「全方位なので局所的には遅れていると見える車種もある」
―世界各地での規制強化を、どう受け止めていますか。
「大変厳しい。いずれそういう時代がくるとはわかっていたが、この1、2年で新興国を含めて具体的な数値を要求するステージに入ってきた。
従来にも増して緊張感を持って具体的な対策を決める必要がある」
―特にどのあたりが厳しいのでしょうか。
「多様化するお客さまの要望に応え、かつ燃費とも闘わなければならない点だ。例えばプラグインハイブリッド車(PHV)。
(環境対策車として)『我々が考えるベスト』と主張しても、顧客には簡単には選んでもらえない」
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