多摩市は21日、医師の診断書を自分で偽造し、平成23年6月から27年3月までの間に
病気休暇の取得などで計820日を不正に休んでいた健康福祉部の男性主任(50)を懲戒解雇した。
偽造された診断書は計39通。複数の病名を使って4~60日の休暇が必要との診断が書かれていたが、
産業医から病名に対する休暇日数が長すぎるとの指摘を受けた同市の調査によって発覚した。
偽造の動機について、「本当に通院していたが、体調不良の原因を職場に知られたくなかった」などと話しているという。
不正に休んでいた間の給与は、病気休暇中は100%、病気休職時は80%が支払われており、
同市は賞与への跳ね返り分を含めて返還請求する。
また、今後は診断書とともに医療費明細も提出させるなどの対策をとるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150522-00000005-san-l13&pos=1